リーフ・ストーム

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Whiteコンのグッズから感じる尋常じゃないこだわりについて

 

前回の記事で増田さんについて続きは次回にと書きましたが、また次の機会にということでいったん寝かしておいて、タイトルの件。

 

Whiteコンはほんっとうに最高だった。

でも最高だったのはステージだけではない。

 毎回大好評のNEWSのツアーグッズだが、Whiteコンのグッズから溢れる並々ならぬこだわりにいちいち震えたのでどうしてもグッズについて語っておきたい。

 

そもそもデザインって誰が考えてるんだろう?メンバー?

イデア出す際にかなり意見言ってるというのは聞きますよね。

メンバーとスタッフさんが意見交換し合ったものをデザイナーさんが形に起こしてる、というので合ってる?

 

雑誌のインタビューなどは全部目を通している訳ではないのでどこかで具体的な詳しい話が出ていたらすみません。

 

 

どにかくどなたがデザインされてるのかは分かりませんが本当に素敵。尊敬。デザインの際のお話を伺いたいくらい。

 

それでは具体的に行ってみよう。

 


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今回私が購入したグッズがこちら。
購入しなかったものについては当然ながら手元に無いので残念ですが省きます。
 
コヤテゴが寸劇を披露してくれた、イチオシのスリッパも悩んだけれど…汚れたら悲しいからなぁ。。
 
インスタグラムの画像を使っているのだがPCで見たらなんかすごい大きい気が…見辛くて申し訳ない。
 
 

▽ペンライト


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透明な♡の中に今回のシンボルである「W」のロゴが入っている。
今回のグッズでハートの形が使われているものはこのペンライトのみと記憶しているが、なぜハートの形にしたのかというコンセプトの部分までは、考えてみても分からなかった。単純にかわいいから、と受け取るのが妥当だろうか。
 
それはさておき
女子はこういうの好きだよね〜!
何に例えるのが適切なのかしっくりこないが、テラリウム、スノードーム、ガラスドームのような…
前回のコンサートのペンライトも□の中にそれぞれの□♡▽○のモチーフが入っていて透明でキラキラしていて可愛かっ………
 

…もしかして次回のコンサートのペンライトは▽型ですか!!??

 
書いてて気付いた。偶然かな。
 
もしも□♡▽○の順で作っていってるとしたら今回のコンサートでペンライトのみが唐突にハート形という事も辻褄が合うのでは…?
統一性が非常に美しい今回のグッズの中で、あまりにも関連が無いハート形を何故ペンライトにだけ投入しているのか疑問だったのだが、もしかしてそういう事?*1
 
早く答え合わせしたいから一刻も早くコンサート開催しよ?

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話は戻るがこのペンライト、ぷっくり感がとにかくすごい。写真でこの立体感が伝わるだろうか…。
モチーフの部分がこれだけぷっくりしていると柄の部分とのバランスが重要になってくると思うのだが、(柄が短すぎるとモチーフ部分の重みで持ちづらいし、長すぎるとモチーフの部分が重くて手が疲れそう)持ち易さの面においても、長過ぎず短すぎずベストな対比。
握った時に親指と人差し指の間に♡の下の三角の部分が手に引っかかり、安定感はんぱない。

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 お手持ちの方は改めてその持ちやすさを実感してみてください!(何のすすめ。


▽タオル


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これも本当にデザイン意識高くて鳥肌たった。
コンサートグッズでここまでデザインにこだわっているものってすごいと思う。
 
このタオル見ての通り真っ白。
パイル地のわずかな長短でロゴをあしらうという技ありのグッズ。

 

このロゴ、もしもプリントで描かれていたら。

あくまで「白」にこだわっているデザインでそれをしたら

 

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 ※イメージ図

 

一歩間違えれば

…下描きかな?

 

となること受け合い。

 

プリントがダメという訳では決して無く、(前回の4色ツアータオル激かわいい)

真っ白を貫きつつパイル地の長短でロゴを表現する、「白でえがく」というそのデザインセンスにただただ脱帽するしかない。
 
 

▽バッグ、ポーチ


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裏地にまでこだわっていてかわいい〜〜!!
の一言に尽きる。
理屈抜きにかわいい!
ロゴがモコモコになっているのも、こんなの女子が大好きに決まっているじゃないか!!!
裏地の色がクリーム色なのもイイ!!!
 

乙女心を分かってくれててありがとう!!!

 
 もしも私が女子中高生に戻れたとしたら、堂々と毎日使いたい。
ポーチは、汚れを恐れないのであればペンケースにもできるし、リップクリーム・手鏡・クシ等の必須アイテムを入れるのにだって使える。
バッグはサブバッグとして移動教室の時とか体操着入れるのとかに使いたい。
 
そして使う事によって周りにNEWSを流行らせたい。笑←使うだけじゃなくて流行らせるところまでがワンセット。任務。
 

これが可能である現在の女子中高生がうらやましい。

 
 
▽パンフレット
 
言うまでもなく内容もすばらしかったのだが今回はデザインについての話なので割愛。

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お分かり頂けただろうか…

 

ここにも「白で描く」の技が使われていて、上の写真のツヤっとした部分は「ニス加工」という印刷技法が使われている。*2

 

技法」というと難しく聞こえるが、身近なもので言うと、お店から送られてくるDMなどで、一部分だけツヤっとしているものを見掛けた事はありませんか。それだと思って頂ければ分かりやすいかと思います。

 

本の表紙や、それこそポストカードなどで部分的にこの加工が施されているものはよく見掛けるのだが、このツアーパンフ、

中身にもその加工が使われている。

 

中身にOPニス加工が施されているものは滅多に、本当になかなか出会う事はないのではなかろうか。

それこそデザイン性の高い専門書などでは見掛ける事はあるかもしれないが、要するにこのツアーパンフ、

それくらい細部にまで気合いが入ってる。

 

この加工が施されている部分をよ〜〜〜く見て頂ければ分かるかもしれないのだが、「ツヤっとした部分」と「そうでない部分」が若干ずれていませんか?(それこそ0.0何ミリとかのわずかなずれなので分かりづらいかもしれませんが…)

要するに「ニスが上に乗っかっている状態」なので、印刷の際のわずかなズレにより、ニスが重なっている部分は色が濃く、反対に乗らなかった部分は白抜きになっている。

 

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 ↑この図は分かりやすくするため極端に描いています

 

これが何を表しているかというと、少し専門的な話になってしまうのだが、この加工をする際には印刷データを別々に用意しなくてはならない。

つまり、一見見落としてしまいそうなこの「ツヤっとした部分」の為にわざわざデータが作られているということなのである。

ページのほんのわずかな部分のアクセントにさえ手が込められている。

わずかなようで、このニス加工があるとないのとでは全然違う。

白い絵の具がしたたっている様なシズル感。

 

このニス加工、名脇役なのでもう一度ツアーパンフを開いてその仕事っぷりをぜひ確認してみてはいかがでしょうか。

 

 

▽カレンダー

メンバーが素敵なのは誰もが知っている事なので割愛しますが…

数字のモチーフがとてもかわいらしい。このカレンダー大好き。

この数字のモチーフを作った方と「テゴマスのまほう」のツアーパンフなどのペーパークラフト作家さん*3は同じ方ですか?

カレンダー本体にそういうクレジットが載っていないから確認ができなくて残念。

 

個人的に、7月のセットがとても好きです。星空と線香花火でしょうか。きらきらしていて夏らしくてかわいい。

 

ステーショナリーセット


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ノート・鉛筆がバンドで留められていて持ち運びにも便利なセット。

おしゃれ!!

 

表紙がしっかりとしていて本格的。

左が罫線、右がフリーページなのも嬉しい。どんな風に使おうかな〜ってうきうきがとまらない!

 

初めて中を開いた瞬間、驚きました。

 

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黒い!
白の鉛筆で書くという逆転の発想!
思わず書きたくなる、わくわくするおもしろさ!!
 
ということで上の写真は、らくがきしてみたの図。自担に気合い入り過ぎて逆に変に力んでしまい納得いかなかった…ので、

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増田さんだけ描き直した。
 
黒いページを、書く事によって白に埋めていく=黒い世界を白に戻す
という今回のMr.Whiteのショートムービーの世界観に通じていて、紙を白じゃなくて黒にしたセンスに震える。
 
このノート専用に、白い鉛筆をセットにするところがまたオシャレやんか…
 
で、「どこまでこだわるんだ…!」と唸ったのがこの鉛筆。
 

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よ、よつかど…!!!!*4

 
「セットに鉛筆付けよう」で簡単に決定じゃないんだ。
その鉛筆にまでこだわっちゃうんだ………

素敵すぎてまじ震える。何回震えたか分からないけれどまじ震える。

 
 
「4」という、NEWSにとって特別なナンバーを、こんな細かいところにまで取り入れるとは…!
こういう「秘密のメッセージ感」女子にはたまらんです!!

 

四つ角の鉛筆って滅多に見かける事は無いと思う。見かけたとしても決してポピュラーとは言えないと思う。

つまり考え抜かないとこのアイデアには辿り着かない訳だ。

鉛筆一本取っても気を抜いてない。

 

はー、ほんと、こだわりが詰まってる。

 

 

▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽

 
 
とまあ暑苦しく語ってきた訳ですが、
デザインの技法うんぬんの前にシンプルで普段使いしやすい大変素敵なデザインなので、
 買って終わり、じゃ無くて、その先の「使ってもらう」ところまできちんと考えられていて「思い出と共に仕舞う」のではなく、ツアーが終わってからも使う事によって「思い出と一緒に過ごせる」ところがいいなぁと思います。
(もちろん綺麗に仕舞っておきたい気持ちもすごく分かるし、使うもよし飾るもよし、いろんな人のいろんな楽しみ方があるのがツアーグッズの素敵なところですよね!)
 
 
ひとつずつピックアップして観察していくと、とても丁寧に大切に作られたグッズ達だということが改めて分かる。

ほんっとにめいっぱい愛情こもってる!

大切に使おうと思います!素敵なグッズをありがとうございます!
 
 
▽おまけ。


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バトルシャトレーヌ黄色担当ラニュイちゃんを付けてオーラス参戦してきました。
分かってたけどオタオタしいな。 
 

 

*1:もしほんとにそうだとしたらペンライト4つ並べたら超絶かわいくなるね?

*2:手触りの感じだと、ツアーパンフ表紙に使われているのはUVコートで、中身に使われているのはOPニス加工ではないだろうか?

*3:まほうコンツアーパンフには“Yukiko Kuribayashi”さんとの表記あり

*4:よつばと!に空目した人、挙手。