リーフ・ストーム

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ジャニーズとは無縁だと思っていた私が7年前一瞬にして増田さんを好きになってから今日までの話

それは確か大学2年生の時、本当に一瞬にして恋をした。



まず一番のきっかけは友人だった。
その友人は内くんのファンだった。

どういう流れからそうなったかまでは覚えていないが、その友人とDVDを貸し合いっこすることになった。

当時私はとあるバンドにお熱だった。私は友人にその邦楽バンドのDVDを、
そして友人は私にジャニーズの3つのグループのDVDを貸してくれた。


お互い本当に些細な軽い気持ちだったと思う。
私も正直「ジャニーズかぁ。全然詳しくないし特に興味も無いけれど何かと世間を賑わしているし、どんなものなのか雰囲気だけでも知っておくのもまぁ、いいかもな。」程度だった。

「ジャニーズ」だから、というよりは「その友達が好きなものだから」、借りてみようと思った。
友人の好きなものがジャニーズではなくてお笑いやビジュアル系だったとしたらまた違う道が広がっていたのかもしれない。


「借りたからには友達の好きな世界を覗いてみるか~」と私はまず3つのうちのひとつを適当に選び、再生することにした。
そのDVDには友人の好きな「内くん」が映っていた。と思う。
ステージに立ち、聞き慣れた方言でテンポ良くMCをこなす彼らは私の思っていた「ジャニーズ像」とは少し違っていたがとても賑やかで楽しそうで「クラスの中心で笑いをとるノリの良い男子たち」みたいだなぁと思った。

ふたつめのDVDを再生してみた。
そこに映る彼らはステージ上で馬に乗ったりお客さんにお菓子?をばらまいたりしていてとてもオラついていた。想像していた「アイドル」とは違うイケメンたちに私はとても驚いてしまった。
邦楽バンドばかり観ていた私にとって、演出の仕方はバンドのそれとは全く違っており新鮮なカルチャーショックだった。
「すごいエンターテイメントだなぁ~。伊達にジャニーズエンターテイメントって名乗ってないなぁ~。」とかいうアホみたいな素直な感想が漏れてしまうほどパフォーマンスに圧倒された。

最後のDVDを再生してみた。
そこには白い光のなかで優しく微笑む6人が歌と踊りを披露していた。先程見たグループとのギャップもあったせいか、心が一気に「癒し」で満たされていく。
なんかみんな、キラキラしてる……!
うんうん、私の思ってた「ジャニーズ」ってこういう感じ!

そして6人の中に見覚えのある顔を見つけた。
数年前たまたま「氷点」というドラマを見た私はそこに出ていた手越さんに胸キュンしていたのである。
氷点は連続ドラマではなかったため、手越さんへの胸キュンはその時限りのものだったのだが、思わぬ再会にあの時の胸キュンがふただびよみがえる。気がつけば6人の中から手越さんばかりを無意識に目で追うようになっていた。

しかしそれは突然やってきた。




「yo! what's for dinner tonight?
I wanna pxxx」



…か、


かわいいいいいいいいいいいい!!!!!!



あ、あれ!?

なんだこれ??なんだこの気持ち???

まさに雷に打たれたような衝撃。

どうしちゃったのわたし???





この衝撃は一体なんなのか、確認のため巻き戻してもう一度再生する。




「p-u-m-p-k-i-n go go Here we go!」







かわいいいいいいいい!!!!!!!





pumpkin落ち。



増田担が地球上に一人、誕生した瞬間である。


笑顔なのにキレキレの激しいダンス。
からだ全部を使って弾けるようにパフォーマンスするその姿、くるくる変わる愛くるしい表情に一瞬にして惹き付けられた。

好きになってしまった。

\まっすー♡かわいい〜♡/と会場から聞こえてくるお客さんの歓声が私の心を共感させ、「ほんとだね♡まっすーかわいいね♡」とすっかり虜になってしまった。


それからは言うまでもなく増田さんを目で追うようになる。
借りたDVDをリピートし、友人に返却する際に増田さんを好きになった事を報告すると、間髪入れず9人時代からのCDやDVDを一式貸してくれた。

手越さんでNEWSに興味を持ち、増田さんで落ちた私はこうして増田担の道を歩み始める。



  • 1年目

「アイドルってすごい!!コンサートなんて、曲ごとに歌と振り付けが違うのにそれを笑顔で全部こなすなんてすごい!!」←アイドルにはまりたての頃に思う事あるある。

という具合に、友人のおかげで順調にジャニオタライフに足を踏み入れた私。
しかしまさか自分がジャニーズにはまる日がくるなんて思ってもみなかったので、「いやいや、これは一瞬の気持ちだから」と自分に言い聞かせる。「ジャニーズ」という沼にはまってしまったら最後、簡単には戻ってこられなくなる…うすうす勘づいていたため、少し怖かったのである。
「まさかそんな…自分が?」という戸惑いもあったため、この頃は「○○担」等、いわゆるジャニオタ用語を使う事にも抵抗があった。

好きになって間もない頃はとにかくその人の事を知っていくのが楽しい時期だと思う。パズルのピースを少しずつ埋めていくように、NEWSや増田さんのことを知っていくのが楽しい毎日だった。
今はそんな事はないが当時はガチ恋気味だったため、「彼女とかいるのかな…」と気になってしまい調べてしまった事もあったが、ない。
増田さんそういう話本当にない。
信憑性の高そうなものは一切出てこず、アイドルとしてのクリーンさにより一層好きになる。


「好き」という気持ちとそれを認めてはいけないという自制心とで板挟みになりつつも「まっすー」に溺れる日々。


いよいよ「好き」が溢れて抱えきれなくなってきたため
「私な、最近NEWS好きやねん。」と親友に打ち明けたところ「まじで!?私も最近『アイドルってすごいな〜』と思ってNEWSの動画とかめっちゃ見とうねん!!」というまさかの返事が。
普段は私と全く趣味が違うはずの親友が同時期にNEWSに興味を持っていたというミラクルが起こり、身近にNEWSについて語れる人物登場。

また、この年偶然にもNEWSが24時間テレビのパーソナリティだったこともあり一層熱が加速する。

度重なる偶然は必然だったのかもしれない。


  • 2年目

この年、「LIVE!LIVE!LIVE! NEWS DOME PARTY 2010」公演。

「ファンクラブに入ったら最後、もう戻って来られなくなる…」と沼の深さにまだびびっていた私はチケットを取る手段がなかったのだが、ありがたいことに私と親友の共通の友人であるジャニオタの子がチケットを譲ってくれた為、親友と共に人生初のジャニーズコンサートを体験することになった。

バンドのライブしか行った事のなかった私にとって、うちわを作る事もペンライトを持つ事も何もかもが新鮮だった。広い空間をめいっぱい使った豪華で華やかな演出、きらびやかな衣装を身に纏い笑顔を振りまくアイドル。まさに夢の世界。
なにより、「NEWSと同じ空間にいる!NEWSがそこにいる!!」という嘘みたいな現実にどうしようもなく興奮しっぱなしだった。
初めて画面を通さずに見た増田さんは、やっぱり笑顔が輝いていてそれはそれは眩しかった。

コンサートが終わり帰り道、私も親友も放心気味に「アイドルって…すごいな…」を何度つぶやいたか分からない。


その後家の棚にはNEWSやテゴマスのCD・DVDが並ぶようになり、年末に発売されたコンサートDVDを親友と一緒に鑑賞する頃にはすっかり「私は増田担です。」と言い切れるようになっていた。

NEWSの次の活動が楽しみで仕方なかった。


  • 3年目

忘れもしない、視界が滲んだあの瞬間。

あの日は学祭の前日だった。翌日の準備のために買い出しを終えた私は帰路につくためショッピングモールから出て駅に向かう。
何気なくケータイを取り出しニュースをチェックする。大好きな4文字を見つけたまではいつもの日常だった。
直後、信じられない事が書いてあることに気付く。

うそだ。なんで。

視界が滲んで足がもつれる。
やっとの思いで電車に乗り込んだが涙をこらえるのに必死だった。
「嘘だ」「どうして」「これからどうなるの?」
そればかりが頭の中をぐるぐる巡り、気持ちも思考も混乱していた。

「大好きなNEWSを作ってきたメンバーはこれからも大切な仲間です。
そして大好きなNEWSを応援してくれているファンの皆さんも大切な仲間です。
これから二人とは別々の活動になりますが、変わらず応援してもらえるように一生懸命頑張っていきます」
*1

誰よりもNEWSのことを好きな彼がどんな気持ちでこの文章を発信したのだろうと思うと胸がつぶされそうだった。
何に憤りをぶつけていいのか分からない混乱した状況の中、脱退した二人の事を「大切な仲間」と表現してくれていたことは私にとっては救いだった。
6人ではなくなってしまうけれど「大好きなNEWS」「大切な仲間」というこの言葉はきっとこれまでもこれからも変わらないんだろうな思うと、ほんの少しだけ前を向けたような気がした。


「これからどうなったとしても、絶対応援していたい。」
ファンとしての気持ちが今までとは違うベクトルで強固なものに変わった。


  • 4年目

前年に足を運んだコンサート「テゴマスのまほう」のDVDが発売され、それに萌え転げたり、新生NEWSの活動も決まりオタクとしてかなり盛り上がりのあった年。

舞台「灰色のカナリア」が7月4日に増田さんバースデー公演があると知り、気合いで鬼のように電話をかけまくり見事立ち見席をゲット、誕生日当日に増田さんの舞台を鑑賞し感動する。

夏には親友とともにあの「美恋コン」へ足を運び4人の姿に感極まり涙を流した。

コンサートで夢見心地で浮かれていたが、私を浮かれさせる出来事はそれだけで終わらなかった。「集まれ!!!!チャンカパーナ」というCD特典のイベントに当選していたのである。
そう、このイベント、4人による楽しいトークの後、メンバー全員と握手できるとかいう「夢だけど!夢じゃなーい!!」と思わず叫んでしまいそうなイベントだった。
今でもあの瞬間の事は強烈に脳内に刻まれていて、書きたい事はたくさんあるのだが今回の主旨と逸れるので割愛する。
超至近距離で拝見した増田さんの感想は「大きいな!!」だった。がっしりした体格。


感動する事が多く、随分心を揺さぶられた年だった。
上記以外でも秋からはテレビで毎週増田さんを観る事ができた*2し、こうして振り返ってみても後にも先にもこんなに濃い1年はなかなか無いように思う。


  • 5年目

この年はプライベートで色々とあり満足にオタ活できていない為、特に書けるような出来事はないのだが「NEWS MAKES YOU HAPPY! MAKES THE WORLD HAPPIER! 」はしっかり鑑賞してきた。
増田さんの色気が炸裂しすぎていた。Remedyはやばい。やばすぎる。


  • 6年目

いつもの朝に福きたる。

増田担にとってこの年はとにかく「いっぷく!」ではなかろうか。
発表があった際は「増田さんに生放送…!?大丈夫なのか!?(喜)」と驚いたがソロでの大抜擢に万歳三唱。
普段「アイドル・増田貴久像」を完璧に守り抜く増田さんの、生放送ならではの素の瞬間が垣間見えたりしてだいぶ萌え転げさせていただきました。
1年という放送期間ではあったが「シンデレラ」「弟子にしてください」「探偵まっすー」のそれぞれのコーナーもいろんな増田さんを見る事ができて幸せだった。ありがとうございました。

前年の末頃に、子供の頃から長年住んでいた土地を離れ慣れない田舎に引っ越して環境がガラッと変わった事もあり、落ち込む事も色々とあったりしたのだがNEWSに本当にたくさん元気をもらい支えられて過ごした1年だった。

  • 7年目

新年から止まらない活動に嬉しい悲鳴をあげ続ける、オタクとして充実した日々。

Whiteコンが発表された当時、もちろん行く気満々でいる私だが
地方の田舎に引っ越した事や、親友のオタク心のフェードアウトに伴い、自分でチケットを取れる状況を作っておかなければなぁと、7年目にしてようやくファンクラブに入る。
初めて自分の名義でチケットをとり、観に行ったWhiteコン。

今までありがたい事に友人の力を貸してもらったり、運良く自力で舞台やイベントに行く事ができた為こんなに長引いたんだと思う。
「ファンクラブに入ったら最後、もう戻ってこられなくなる…」とびびって今まで入ってこなかったのだが、今となっては戻る場所なんて無い。7年の歳月をかけてじっくりオタクライフを楽しんできた私は気付かぬうちに既にどっぷりと沼にはまりきってしまっていた。
「まずいな」と思いつつも次から次へと楽しさと感動を届けてくれる増田さんとNEWSに胸キュンしながら、これからもいろんな夢を見せてもらいたいなぁと願う。ちょうど今日は七夕だし。



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このエントリ内で「エピソードを織り交ぜつつ、増田さんの魅力についても語れたらいいな…」と思っていたのだが、書き出してみると思った以上に長くなってしまったので次回に続くかもしれない。

まさかこんなに長くなるとは自分でも思ってなかった…
長過ぎる自分語りにここまでお付き合いしてくださった方がいたとしたらありがとうございました!!!

*1:「応援してもらえるように一生懸命頑張っていきます」という表現、「頑張るから応援してください!」ではないあたり、すごく人柄が表れてるなぁと記事を書いていて改めて思いました。

*2:レジデント〜5人の研修医